2002年5月10日、この時季に東海岸にてRed BullとVolcomによるレールのコンテストが開催された。


City Center.

会場となったニューヨークのナイアガラフォールスにあるシティセンターにはトラックで雪が運ばれ、
45分間のジャム形式で3種類のレールにてそれぞれ10,000ドルの賞金を目指し競われた。

集まったのはジブには自信のある世界でも有名な14名のプロスノーボーダー達。
Bjorn Leines,
Justin Hebbel,
Kyle Clancy,
Nate Bozung,
Scott Arnold,
Seth Huot,
Eddie Wall,
Ali Goulet,
Zach Leach,
Jeff Kramer,
Micah McGinnity,
Brian Thien,
Jordan Mendenhall,
Chris Demulskey

審査員にはJoel Mahaffeyと J2 ことJason Rasmusの2人。
コンテストが開催されたというより、参加ライダー達と観客達がジャムセッションを楽しんだ和やかなイベントになったようだ。

ZONE 1:
最初のステージとなったのは12段の階段のハンドレール。
ライダー達は組み立てられた足場に雪が積もれたスタート台からドロップインをする。


ZONE 1.

エディ・ウォールは階段の手前のフラットからスイッチ270、つまりハーフcabで入り180で抜けて観客を沸かす。
しかしさらに会場を盛り上げたのはネイト・ボザングだった。
cab270から入ってスイッチノーズスライドをすると体が流れる方向とは逆にスピンをしてハンドレールを抜けた。


Nate Bozung.

このZONE1で勝利を手にしたのはもちろんネイトだ。
発表は全てのZONE終了後となるのでライダー達は結果を知らないまま次のステージへと向かった。

ZONE 2:
次のステージでは少し難易度が上がり22段の階段のハンドレールで行われた。


ZONE 2.

17歳の若手クリス・ダムルスキーは小柄ながらもFSボードスライドやBSボードスライドを大きく決める。
途中、ケイル・クランシーやアリ・ゴレットなどの出場ライダー達は階段を駆け上ってスタートの準備をするなど、
終始楽しんでいるようだった。
エディ・ウォールは再び会場を沸かしたが、スコッティ・アーノルドに完璧な270インアウトを決められ勝利をまたしても逃してしまった。

ZONE 3:
ラストステージとなったのは、さらに難易度が上がった22段の階段のハンドレールだ。
今までより斜度が急で、さらにリカバリーする為のセイフティゾーンが無いため、
ライダー達には最もテクニックが要求される、まさに最後に相応しいステージとなった。


ZONE 3.

アリ・ゴレットは50/50やFSリップスライドなどでこの難易度の高いレールを攻める。
ビヨーン・ライナスはスイッチのアプローチからレールに入り、テールをプレスして抜けるベストトリックをメイクした。
結局このラストステージで勝利を手にしたのは、FSボードスライドやBSリップスライド、50/50などを完璧に決めたセス・フォットだった。

Winners:
Zone 1: Nate Bozung $10,000
Zone 2: Scotty Arnould $10,000
Zone 3: Seth Huot $10,000


Scotty Arnold

20,000人以上の観客が集まり、特に規制も無く、ライダー達に握手やサインを気軽に求める事が出来、
本当に楽しいイベントになったようだ。
最後にスコッティ・アーノルドがこう語った。「単に人生で最高の日だったよ。ありがとう。」