西武ホールディングス傘下のプリンスホテル(東京都豊島区)は今年12月にも、吉林省吉林市に高級リゾートホテル「松花湖西武王子大飯店(松花湖プリンスホテル)」を開業する予定だ。

「プリンスホテル」の名を冠した施設が中国に誕生するのは初めて。
松花湖プリンスホテルは、深セン上場の中国不動産大手、万科企業股フン(深セン市、万科)が開発を進めている面積約20キロ平方メートルのスキーリゾート「松花湖度假区」内に開業。

市中心部から車で20〜30分の山間部に設けた通年型ラグジュアリーホテルで、延べ床面積は4万6,451平方メートル、客室数は208室。建物の施工は万科が行い、運営や開発コンサルティング全般はプリンスホテルの100%出資子会社、吉林西武度暇村咨諮管理(吉林市)が担う。

プリンスホテルは松花湖度假区内で、ゲレンデ総面積173万平方メートル、ゲレンデ全長29キロメートルのスキー場も運営する。メーンゲレンデは1960年代に中国初のスキー場として開設された歴史があり、同社はゴンドラや新たなゲレンデを含む施設全体を整備・拡張した。雪質は北海道旭川市の水準に相当するパウダースノーが自慢という。

松花湖プリンスホテルの田辺正幸副総経理は「旗艦ブランドの『ザ・プリンス』に相当する高級ホテルに位置付ける。リゾート全体では商業施設や別荘、温泉、森林散策路などを整備中。富裕層のファミリーをターゲットにした顧客を開拓していきたい」と語った。
(NNA)