例年リフトが雪に埋まってしまうほどの豪雪で、冬季間は“閉鎖”している西川町の月山スキー場。毎年4月上旬には、リフトの運行軌道を確保するための除雪作業が行われる。


雪で埋まったリフトの鉄塔を掘り出す除雪車

今年は高さ約10メートルもあるリフトの鉄塔がすっぽりと埋まるほどの大雪だったが、急ピッチで進められた除雪はようやく、6日に終了した。

月山スキー場では例年、リフトの鉄塔の大部分が雪に埋まってしまう。この冬の積雪は、昨季より2メートルも多く、多い所で約11メートル。

ブルドーザー2台と除雪用重機1台で、鉄塔やワイヤに傷を付けないよう雪を押しのけ、計20本の鉄塔を掘り出した。

現場監督の除雪歴35年、リフトを運営する月山観光開発取締役支配人の黒坂好春さん(54)は「全部埋まった鉄塔は目標点が何もなく、長年の勘で掘り進めるしかなかった」と苦労を語る。

除雪作業に当たったのは月山観光開発の従業員、建設業者らで、いずれも除雪歴が20年、30年を超すベテランたち。今月1日から計20人でゲレンデふもとの宿泊施設に泊まり込み、作業に取り組んできた。

大雪と悪天候で例年より遅れていたが、この日、無事完了。きょう7日からはリフトの座席部分を取り付け、試験運転などを行い、10日のオープンに備える。