木曽福島町新開の旧木曽駒高原新和スキー場が二十九日、「木曽駒高原スキー場」として今季の営業を始めた。旧スキー場の運営会社が昨年四月に自己破産を申請。地元に不安が広がる中、新しいオーナーが見つかったことで再開にこぎ着けた。買い手探しに奔走した地元の人たちは観光拠点の存続に安堵(あんど)の表情を見せた。

営業再開にこぎ着けた木曽駒高原スキー場

 施設を購入したのは大阪の介護用品販売会社「ウエルネスアート」。旧スキー場の運営に携わってきた古畑一夫さん(61)は「前へ進もうと頑張ってきたかいがあった」。十年ほど前から旧スキー場で働いていた沖縄県の賀川誠彦さん(27)も再開に向けて駆け付けた一人。「わずか二週間ほどで準備を間に合わせることができた」と感慨深げだった。

 当面は四人乗りリフト一基での運営になるものの、ナイター営業も行う。今後、ファミリーゲレンデなども順次オープンする予定だ。