草津町と東京新聞、東京中日スポーツの主催で19、20の両日、草津町の草津音楽の森クロスカントリースキーコースで開催される「草津温泉ノルディックスキーフェスティバル2005」の開幕まであと1週間。

パウダースノーが自慢の草津国際スキー場=草津町で

 ノルディック複合で活躍した草津出身の荻原健司さん、次晴さんの兄弟がプロデュースしたイベントで、昨年3月の第1回大会には約1000人が参加した。大会を前に、同コースを持つ草津国際スキー場と、開会式を盛り上げる地元の和太鼓同好会「上州草津温泉噴火太鼓」の活動を紹介する。

 同スキー場は、標高二〇〇〇メートルを超える本白根山頂から約九百メートルの高低差を一気に滑る約八キロのダウンヒルのスリルが味わえることで有名。リフトを待たずにヘリコプターで山頂へ行ける「ヘリスキー」も人気で、飛行中は上信越高原国立公園の雄大な自然が一望できる。

 天狗(てんぐ)山ロマンスリフトそばの「こども広場」には、ソリや丸いゴムチューブに乗って滑るコースがあり、雪だるま作りも楽しめる。保母が常駐する託児所も備えられ、若いお母さんも安心してリフレッシュできるのも魅力だ。

 三月上旬まで、さらさらのパウダースノーが積もったゲレンデが自慢のスキー場だが、レジャーの多様化を反映してスキー客は一九九一年の九十二万九千人をピークに年々減少、昨シーズンは二十八万三千人に落ち込んだ。

 このため、スキー場を管理・運営する草津町では「スキー客を呼び戻そう」と、今シーズンからスキー客の案内役をゲレンデに配置する「フレンドリーナビゲーター制」を導入。地元を中心に二十代から七十代まで七十五人のボランティアが集まり、スキー客とのふれ合いに努めている。

 発案したのは千客万来事業部長の山口喜好さん(55)ら担当スタッフ。町民憲章では「歩み入る者にやすらぎを、去りゆく人にしあわせを」と観光客へのもてなしの実践を求めており、「町民一人ひとりがセールスマン」と、案内役の募集を決めたという。

 ナビゲーターは学生から会社員、自営業者などさまざま。山口さんは「自分でもスキーを楽しみながら、県内外のお客さんと交流して草津をPRできるという、町民にとっては一石二鳥のボランティア。全国でも例がないのでは」と効果を期待している。