上水内郡牟礼村の「いいづなリゾートスキー場」で昨年11月、地中に缶やビンなどの廃棄物が埋められているのが見つかり、撤去していたことが17日、村議会定例会の一般質問で明らかになった。運営する第三セクター会社「飯綱リゾート開発」(同村)が調べたところ、同社で1980年代初めから2000年ごろまで捨てていたとみられるという。村は「法的に問題はない」としているが、県は今後、村から事情を聞く方針。

 村と同社によると、埋められていたのは、缶、ビン、ゴム、スキー板などで、スキー場内で出た廃棄物とみられる。製造年月などから、捨てられたのは1982年ごろから2000年ごろにかけてらしい。廃棄物は広さがそれぞれ約100平方メートル、深さ約3メートルの2カ所に埋められていた。以前は空き地だった場所でスノーボード用コースを造成中に見つかった。

 才門正男社長は「問題があるという認識はなく、習慣でやっていたのではないか」としている。同社はこれまでに約2000万円をかけて大部分を処理した。経費は最終的に約2700万円に達するとみている。

 村は「廃棄物処理法が改正された97年度以前は、処分場として県の許可が必要な面積に達しておらず、問題はない」としている。県は「廃棄物処理法に抵触するかどうか村から詳しく事情を聞きたい」としている。

 17日の村議会一般質問で村側は「村としては処理費用は負担しない。責任追及も含めて会社の判断に任せる」との考えを示した。