スノーボードの男子ハーフパイプ(HP)でトリノ五輪日本代表に有力視されている19歳の選手が、ドーピング(薬物使用)検査で大麻に陽性反応を示し、国際スキー連盟(FIS)から今年10月9日まで10カ月の資格停止処分を科されていたことが19日分かった。

 同選手は昨年10月にスイスで行われた今季のワールドカップ(W杯)開幕戦で受けた検査で陽性反応を示した。処分は裁定が下された昨年12月10日から発効した。

 本人は使用を強く否定しているといい、全日本スキー連盟(SAJ)関係者も、ゴンドラなどで他人が吸っていた煙が体内に入った可能性が高いとしている。

 しかし、FISに処分撤回を求めて争った場合、裁定が長引いてトリノ五輪出場に支障をきたしかねないため、処分を受け入れた。同五輪代表に選ぶかどうかは、競技復帰後の成績によって決めるという。