21日午前6時ごろ、広島県庄原市高町の国道183号で、大学生33人を乗せて同県西城町の「スノーリゾート猫山スキー場」に向かっていた植田観光(熊本県植木町)の観光バスが道路脇約1.4メートル下の水田に転落して横倒しになった。

運転手奥村義明さん(43)が肩の骨を折るなどして重傷、大学生と控えの運転手(38)の計16人が打撲などの軽いけがをした。

庄原署などによると、乗客は熊本市の熊本学園大学の学生で、20日午後8時ごろ同大学を出発していた。現場は片側1車線のほぼ直線道路。当時、現場付近は零下4.2度で雪が降っており、路上に約4センチの積雪があった。

運転していた運転手は、庄原消防署の救急隊に対して「対向車が突然中央線を越えて向かってきたので、避けようと左にハンドルを切った」と話しているという。

バスには大学生のほか、運転手2人と旅行会社の添乗員1人が乗っていた。現場は中国自動車道庄原インターの北東約7キロの田園地帯。