あまりにも高い女子ライダーのライディングレベルに驚き、盛り上がりを見せたSUPERPIPE会場は、その興奮をそのままに男子ファイナル公開練習へ突入します。

そして午後1時過ぎ、今回揃ったライダー達の顔ぶれに興奮する大勢のギャラリーの中、大会のメインイベントがスタートにしました。

Shaun White.

勝ち残った男子ファイナリスト12名には様々な大会のタイトルホルダーがズラリと並びました。

Shaun White、Gian SimmenといったNIPPON OPENの歴代チャンピオンに加え、Antti Autti、Mattila Risto、Mikka Hastらのフィンランド勢、成長著しいMason Aguirre、Scotty Lagoらの若手、そして国内勢では高さと爆発力の吉野満彦、スタイリッシュなスピンのコンビネーションを見せる石原崇裕など名前を見ただけでも興奮を抑えられないほどの豪華メンツが、1時間のジャムセッション形式の中、SUPERPIPEへドロップインしていきます。

最初はパイプの様子を見ながら、押さえ気味だったライダー達でしたが、2本目、3本目と回数を重ねるごとに大技をルーティーンに組み込み、そしてメイクしていきます。

日本人最高位の6位、石原崇裕。

そして残り30分あたりから始まった彼らの豊富なトリックのオンパレードは、今日アルツ磐梯に集まったギャラリー、そして大会関係者、解説を務めてくれたライオや各スノーボード雑誌の編集者が、次世代のパイプシーンの幕開けを確信する歴史に残るバトルとなりました。

北欧フィンランドからの若手、Antti AuttiはBSエアー→FS1080→SF1080→720ミュート→SF720インディー→FS900 合計4500という得意のスピントリックでジャッジへ猛烈にアピール。

FS1080からそのままSW1080へ繋げるルーティーンは海外の大会では見られていましたが、日本へは初めての上陸。さらに惜しくもランディングに失敗してしまいましたが、FS1260へもトライ。

この場に居合わせた全てのギャラリーが貴重な歴史の目撃者となった瞬間でした。

そんな4500度スピンマスターAntti Auttiを押さえ、NIPPON OPEN12代目のチャンピオンに輝いたのは、Shaun Whiteでした。

前日のPARKSTYLEが天候による中止といううっぷんを晴らすべく、セミファイナルとは見違えるようなアグレッシブなライディングを見せていました。

高さがありグラブ時間の長いFS900からスタートし、マックツイスト→FS1080ステイルフィッシュ→SF720メランコリー→FS720テール、SF900メランコリーというまるでTVゲームのようなパーフェクトなルーティーンを決め、NIPPON OPEN2度目のタイトルを獲得しました。

Men's Super Pipe Finals
1. WHITE Shaun USA
2. AUTTI Antti FIN
3. RISTO Mattila FIN
4. AGUIRRE Mason USA
5. FINCH Andy USA
6. ISHIHARA Takahiro JPN
7. HAST Mikka FIN
8. KELLER Markus SUI
9. LUEPS Vinzent GER
10. LAGO Scotty USA
11. SIMMEN Gian SUI
12. YOSHINO Michihiko JPN

⇒詳しくは NIPPON OPEN公式サイト まで