ゲレンデに放たれた但馬牛(豊岡市日高町の神鍋高原で)但馬牛15頭が19日、豊岡市日高町の神鍋高原にある万場スキー場に放たれた。去勢した雄1頭と雌14頭が広々としたゲレンデでのんびり草をはんだ。

4月に発足した同市但馬牛放牧組合が牛の品質向上と草刈りに活用しようと、同スキー場の運営会社「万場」の協力を得て実施。餌やりなどの手間が省け、狭い牛舎より広いゲレンデの方が牛のストレスを解消して健康にも役立つと期待されている。
今後、約20頭まで放牧数を増やし、11月まで続ける。

放牧場所は、標高600〜750メートルのユートピアゲレンデの斜面(約8ヘクタール)。トラックで運ばれた牛は、電気柵を巡らした中に放たれた。

同組合の綿田謙会長は「広々と緑の多い所で見ると牛が普段より大きく見える。昔の風景のようだ」と話していた。
(読売新聞)