宮下前市長への感謝を込め市民らが描いた光のアゲハチョウ(「ディスカバリー むつ プロジェクト」提供)むつ市を盛り上げようと活動する若者や団体を応援してきた宮下順一郎前市長=5月19日逝去=に感謝の気持ちを届けようと、有志の市民らが2日夜、同市の釜臥山スキー場で、懐中電灯などの光を使ってアゲハチョウのミニ夜景を描いた。

同市の地域活性化を目指す20〜30代の市民グループ「ディスカバリー むつ プロジェクト」が主催した。
釜臥山からむつ市街地を望むと、夜景がアゲハチョウの形に見える。同グループは今年1月、むつ総合病院の入院患者に見てもらおうと、病院に隣接する公園でアゲハチョウのミニ夜景を再現。このイベントに賛同した宮下前市長は、公園を無料で貸し出すなど後押しした。

2日はすっきりとした好天に恵まれ、同グループの呼びかけに応じた約500人が市内外から続々来場。アゲハチョウの形に並んだ参加者は、懐中電灯やコンサートなどで使われるケミカルライトを約20分間振り続けた。

参加した同市の事務職奥山真須美さん(38)は「(宮下前市長とは)仕事で一緒になることもあり、優しくしていただいた。寂しい思いはあるが、むつ市も前に進まなければいけない」と話していた。
(東奥日報社)