桜井弘人県警地域部長は22日の県警定例記者会見で、5月に富士山で遭難事故が相次いだことを受けて「事前の準備なく登る山ではない。危険性も高く、山スキーにはなじまない」と述べ、安易な登山やスキー、スノーボードでの滑走は避けるよう訴えた。

県警によると、今年のゴールデンウイーク(GW)期間中(4月26日〜5月6日)に県内で起きた山岳遭難は8件10人で、1人が死亡、1人が重傷を負い、1人が行方不明になった。件数は統計を取り始めた1972年以降、GW中の過去最多を更新した。
富士山では3件の遭難事故があり、1人が死亡し、1人が行方不明になっている。GW後も3件発生した。桜井地域部長は「山頂付近は空気が薄く、斜度も45度になる。装備品を用意するだけでなく、使いこなすだけの技術が必要だ」と強調した。
(静岡新聞)