県が発表した平成25年度(昨年12月〜今年3月)の県内スキー場利用客は491万1千人で前年度比3・1%減だった。

前年度を下回った主な要因として、県は2月中旬に関東甲信地方で降った豪雪を挙げた。一方、外国人客は同4・6%増の7万1千人で過去最高を記録するなど新たな傾向も見られた。
県によると、県内客は122万9千人で同2・2%、2万8千人減、県外客は368万2千人で同3・4%、13万1千人減だった。県外客が減少したのは2月14、15の両日、首都圏を中心に大雪となり、上越新幹線が運休したり、関越道が通行止めになったりしたためとしている。

地域別来客数は、魚沼が同2・5%減の364万8150人、上越は同6%減の96万1千20人、中越は同14・9%減の8万6310人で最も減少率が高かった。下越のみが同6・3%増の21万5250人で前年を上回った。

外国人が増加した主な理由は円安傾向のため。さらに、昨年12月〜今年3月に新潟−台北路線の運航が再開され、湯沢町のスキー場を中心に台湾からの集客が目立った。

妙高市のスキー場はオーストラリア人客が増えた。「数年前から長野県のスキー場と連携した誘客策が浸透した結果」(県交流企画課)とみられる。

各スキー場が近年取り組んでいる若者層やファミリー層の誘客策も一定の効果を生んだ。比較的自由時間を使えるとして19歳を対象にリフト券を無料にしたスキー場が、25年度は新たに9カ所増えて22カ所になった。

新発田市のニノックススノーパークは午後11時までのナイター営業を24年度から導入し、25年度は3月23日まで実施したことに加え、19歳のリフト券を無料にした。その結果、新発田市は市町村別で最も増加率の高い前年度比45・5%増となった。
(産経新聞)