富士山頂で男性2人が滑落し、1人が死亡した事故で、富士宮署と県警地域課は8日、県警ヘリを出動させ、行方が分からない30〜40代の男性登山者の捜索を再開した。

捜索範囲を広げたが、発見できなかった。9日以降は県警山岳遭難救助隊も出動し、当面は捜索を継続する方針。
同署によると、ヘリでの捜索は男性が滑落したとみられる宝永火口周辺を中心に行った。事故後の降雪に埋もれた可能性もあり、捜索は難航している。

男性は4日、スノーボードで山頂の火口に滑落した陸上自衛隊習志野駐屯地陸士長の男性(23)=千葉県船橋市=の救出作業を陸士長の男性の同僚らと行った際、登山道側の斜面に滑り落ちた。男性の身元は確認されていない。悪天候で山頂から搬送できない状態が続いた陸士長の男性は7日に収容され、死亡が確認された。
(静岡新聞)