(場所は大山スキー場の前。「造成中」の看板が掲げられている=写真=)原種から園芸品種まで150種を超えるバラをそろえる花園の整備が、大山町4丁目、大山スキー場前バイパス駐車場下の区画で、着々と進んでいる。

このバラ園の整備を目的に設立されたNPO法人ロサ・ルゴサ(岸山登茂子理事長、平成23年12月設立認証)のメンバーが手弁当で行っているもので、今年7月には一通りの整備を終えてプレオープンする予定。
木々の間から紋別の街並みやオホーツク海を眺望できることから、名称は「美はらしの丘ガーデン」とした。完成後も無料で開放し、市民の憩いの場としたい考え。作業の協力者も随時、募集している。

理事長の岸山さんがバラ園の構想を始めたのは平成20年ごろ。滝上や上湧別など近隣では花観光が大々的に行われているいっぽう、当時紋別では、流氷公園のラベンダー畑も無かったことから、自分たちでつくることを思い立ったという。当初は藻別、そして元紋別で造成作業を行ったが、市街地から遠かったり、土地が重粘土質だったりで、この2ヵ所を断念。3番目の候補地として、現在地に白羽の矢を立てた。スローガンは「みんなの庭をみんなでつくろう」。

土地は紋別市と北海道電力が所有するもので、広さ約8000平方メートル。造成作業には平成24年に着手したが、草木がうっそうと生い茂り不法投棄されたゴミも散乱するなど荒れ放題で、苦労の連続だったという。

自分たちで拠出できる費用には限りがあるため、ガーデニングには廃材を大いに活用。木の電柱やコンクリートブロックなどをもらってきては、通路や花壇の枠などとして新たな役目を与えた。

バラの木も、活動を知った市民から提供を受けたり、かつて栽培していた藻別や元紋別の花壇から移植したりして増やしてきた。今年も新たに40種以上を植え、総数は300本を超える予定。
(北海民友新聞)