昨年4月に開かれたパラグライダーの体験会。市はこうしたイベントを支援し、オクシズの活性化を図る=静岡市葵区の新東名高速道静岡SA付近静岡市は本年度、中山間地域「オクシズ」の振興に向け、パラグライダーやトレイルランニングなどのスポーツイベントに対する助成事業を始める。スポーツを切り口に交流人口を拡大させ、地域の活性化につなげる。

新東名高速道が開通し静岡サービスエリア(SA)や新静岡インターができたことで、オクシズへの交通アクセスが向上した。これを好機ととらえ、自然環境を生かしたスポーツツーリズムで誘客を図る。世界遺産の富士山やユネスコエコパーク登録を目指している南アルプスの眺望も売りにする。
静岡SA近くのダイラボウ(561メートル)や井川地区の笹山(1763メートル)は、パラグライダーなどのスカイスポーツのスポット。こうした地域資源を今まで以上に生かすため、民間が開く初心者向けの体験会などの事業費を助成し、新たな需要を開拓する。

山道を駆けるトレイルランニングや林道をコースにしたマラソンなどの大会も支援し、出場者だけでなく、家族ら応援・観戦者をもてなすイベントも企画してもらう。エコパーク登録のPRにも役立てる。助成は事業費の2分の1(上限100万円)。

主に冬しか利用されていない市営スキー場「リバウェル井川」もスポーツイベントの会場として売り込み、通年の活用を図る。夏スキー用の設備も整えた。
(静岡新聞)