例年以上に多くの残雪が残る5合目からパトロールに出発する県警山岳遭難救助隊員=26日午前、小山町の富士山須走口富士山の5合目に通じる県内3ルートの県道が開通したことを受け、県警山岳遭難救助隊御殿場班は26日、大型連休中のスノーボーダーらによる遭難事故警戒のためパトロールを開始した。連休中に集中的に啓発する。

御殿場署所属の隊員5人が無謀な登山や「春スキー」の自粛、登山計画書の提出や十分な冬山装備を求めるため、小山町の須走口5合目を出発した。署員は駐車場などで観光客にチラシで注意喚起した。パトカーによる警戒も実施する。
同署によると、県内では毎年、4〜5月の大型連休中にスノーボードなどによる救助事案が多発する。昨年は連休期間の遭難事故が3件起き、2件がスノーボーダーによるものだった。

山梨県側では登山者1人が死亡した。今年は特に残雪が多いために来場者の増加が懸念される。パトロール初日の同日も斜面を滑る複数のスノーボーダーがいた。

須走口の登山道入り口には1メートルを超える積雪があり、雪崩などの危険性もあるという。
(静岡新聞)