じゅっきーくんたちが主演する短編映画「樹氷侍」のポスタ山形県の蔵王温泉スキー場のキャラクター「じゅっきーくん」とその家族が主演する短編映画が完成した。

全国各地で様々なゆるキャラが活動しているが、映画化されるケースは数少ない。監督や主題歌などは県内の関係者が手がけており、オール山形で地元を盛り上げる作品となっている。
蔵王温泉観光協会青年部の斎藤龍太さん(38)が映画化を発案した。じゅっきーくんとその父母「たいきくん」「むひょこちゃん」の3体でつくる「樹氷家族」のプロデューサー。その活動を続ける中、県内で映像や音楽、殺陣などの分野で活躍する人たちと知り合い、「全員の力を一つにまとめられるもの」として映画に着目した。

ジャンルは、斎藤さんが「以前から撮影してみたかった」というチャンバラ映画。出羽三山の一つの羽黒山を舞台に、じゅっきーくんたちが真冬のピクニックに訪れるところから物語が展開する。家族3体で休憩していると、キツネの妖怪が現れ、姿形が米粒のようだとののしられる。怒ったじゅっきーくんは持っていた剣を抜き、キツネたちと……。

キツネ役は、山形市に拠点を置く殺陣グループが演じ、主題歌は酒田市を中心に活動するバンドが担当。バンドのボーカルを務める堀祐太さんがメガホンを取った。撮影は昨年12月に行われ、タイトルは「樹氷侍」。脚本と製作総指揮を担当した斎藤さんは「約10分のショートムービーながら、CGも使った本格的な面白アクション映画に仕上がった」と話す。

公開は25日午後8時から、ムービーオンやまがた(山形市嶋北)で。大人1000円、中学生以下500円。

映画化の第2弾として、山形県内のゆるキャラを集めたチャンバラ映画の撮影も計画しているという。
(読売新聞)