スポーツや文化芸術、国際貢献などの経験を行政に生かしてもらおうと、栃木県小山市は今年度、初めて「自己アピール職員」の採用試験を行い、女子スポーツ選手2人を採用した。

2人は生涯スポーツ課に配属され、スポーツ振興業務に当たる。
採用するのは、2010年のバンクーバー冬季五輪スノーボードクロスに出場した押田(旧姓・土井)奈津子さん(35)と、2012年の全日本ビーチハンドボール選手権で優勝した松本美涼(みずず)さん(22)。

押田さんは札幌市出身で、10年の全日本選手権に優勝し、五輪でも決勝トーナメントに進出して14位となった。松本さんは野木町出身で、日体大でハンドボール部に所属。12年の全日本選手権で日体大チームの優勝に貢献した。

試験には全国から10人が応募。小論文などの1次試験、集団討論や面接などの2次試験を経て、3年前から小山市の任期付職員として働いている押田さんと、新卒の松本さんの採用が決まった。小山市はスポーツ立市を目指しており、市職員活性課は「これまで培ってきた知識や経験を最大限に生かしてもらいたい」と話している。
(読売新聞)