17日午後0時50分ごろ、山形市蔵王温泉の三宝荒神山(1703メートル)西側斜面で、スノーボードをしていた山形市上宝沢、会社役員菊地昭貴さん(33)が表層雪崩に巻き込まれ、頭や顔、右脚などの骨を折る大けがをした。

現場は蔵王温泉スキー場のコース外。
山形署によると、菊地さんは同スキー場で意気投合した4人をコース外の滑走に誘い、ロープウエーと徒歩で同山頂付近に移動。単独で林の中を滑走中、雪崩に巻き込まれた。仲間がスキー場従業員を通じて蔵王スキーパトロール隊に知らせ、消防防災ヘリ「もがみ」で同市の県立中央病院に搬送した。

表層雪崩は積雪の上層部が崩れる現象。現場付近は10〜20センチの新雪が積もっていたという。同隊によると、雪崩の規模は長さ約150メートルにわたった。蔵王温泉スキー場はコース、ゲレンデ以外の滑走を禁止している。
(山形新聞)