集まった大勢の客らに銅メダルを披露する平岡卓選手(右)と、岡田良菜選手=郡上市高鷲町、高鷲スノーパークソチ冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプで銅メダルを獲得した平岡卓選手(18)と同女子ハーフパイプで5位入賞した岡田良菜選手(23)が11日、ともに「ホームゲレンデ」として小学時代から腕を磨いてきた郡上市高鷲町の高鷲スノーパークに凱旋(がいせん)し、スタッフや利用客ら約350人から祝福を受けた。

両選手は利用客らとともに、東日本大震災の地震発生時間に合わせ、被災地に向かって黙とうをささげた。
両選手は大きな歓声と拍手に包まれながら特設ステージに登場。平岡選手は「高鷲のパイプでうまくなった。ここで滑っていて良かった」と笑顔で話し、五輪効果による奥美濃地域のスキー場のにぎわいを「自分のホームゲレンデが流行(はや)ってくれるのはうれしい」と喜んだ。岡田選手は「(ゲレンデに流れる)曲のリクエストをしたり懐かしい思い出の場所」と感謝を込めた。

平岡選手の所属先で、岡田選手も2010年のバンクーバー五輪後まで所属していた同市白鳥町のスノーボードクラブチーム「フッド」の山田幸彦代表(51)は「高鷲の環境、スタッフやコーチの応援、すべてがそろったからこその今回の成果」と話した。

その後、平岡選手は父賢治さん(55)らとともに高山市に移り、選手登録する県スキー連盟の面手一史会長らにメダル獲得の報告をした。面手会長は「自信を持って次のステップに進んでほしい」と激励した。

平岡選手は12日、郡上市八幡町の市総合文化センターで市主催の報告会に参加するほか、県庁で開幕するソチ五輪報道写真展のセレモニーに出席する。
(岐阜新聞)