ソチパラリンピック組織委員会は11日、観戦チケットや入場券の売り上げが30万枚に達し、冬季大会史上過去最多だった2010年バンクーバー大会の約23万枚を大幅に超えたと発表した。

組織委によると、販売が始まった昨年9月ごろは売れ行きが伸びず、国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クレーブン会長が懸念を表明したほどだった。
しかし、ソチ五輪期間中に販売は急伸し、2月末段階で全体の85%が売れた。購入先はほとんどがロシア国内で、外国はわずかに5%だった。また、当初はアイススレッジホッケーやスノーボードなどが人気だったが、現在は全競技で好調。組織委のホームページ上では、いまだに5000人がキャンセル待ちをしている状態だという。

ソチ・パラリンピックのチケットは、バンクーバー大会よりも約3割安く、最高額は開会式の5000ルーブル(約1万5000円)で、平均では350〜400ルーブル(約1050〜1200円)。IPCのクレイグ・スペンス広報担当は「よりたくさんのチケットを販売するために、会場の規模を拡大できないか検討している」とコメントしている。
(毎日新聞)