北海道赤井川村のキロロスキー場でスノーボードをしていて行方が分からなくなった札幌市の男性会社員(35)は11日午前8時20分頃、コース外の斜面中腹の雪穴に落ちているのが見つかった。

雪穴を重点的に捜索していた道防災航空隊が見つけ、病院に搬送。意識はあり、命に別条はないという。スノーボードを始めたのは9日午後1時頃で、43時間ぶりに発見されたことになる。
道警余市署によると、雪穴は深さ3〜4メートル、間口が直径1メートル、底が直径5メートル。発見当時、谷内さんはスキーウエア姿で、雪穴の中で立っていた。膝の高さまで水がたまっていた。

札幌管区気象台によると、赤井川村に隣接する余市町の9日、10日の最低気温はそれぞれ氷点下6・5度、同6・0度。雪穴の壁で風を遮り、寒さをしのいだ可能性がある。

仲間5人と一緒にコース外を滑り、会社員は最後尾にいた。救助された際、「滑っていたら転んで仲間とはぐれ、1人で(麓に)下りようと思って滑っていたら、雪穴に落ちてしまった」と話したという。
(読売新聞)