大勢の若者でにぎわう狭山スキー場(2月16日、所沢市の狭山スキー場提供)日本中がわいたソチ五輪の開幕直後から、10〜20歳代の若者客が埼玉県所沢市上山口の屋内スキー施設「狭山スキー場」で急増している。

スノーボードの貸し出しは連日満員となる混みよう。運営する西武レクリエーションは「スノーボードやスキーなど8個のメダルを獲得したソチ五輪で日本勢が健闘したことを見て自分でも楽しもうとした人が増えたのでは」と分析している。
同社によると、ソチ五輪の開幕から3日たった2月10日頃から混雑が目立ち始めた。11日にスノーボードハーフパイプで平野歩夢選手が銀メダル、平岡卓選手が銅メダルを獲得してからは連日スノーボードの貸し出しが満員となったという。

15日は大雪のため臨時休業したが、14日にフィギュアスケートで羽生結弦選手が金メダル、15日にジャンプ個人ラージヒルで葛西紀明選手が銀メダルを獲得した影響からか、16日は朝から「営業していますか」という問い合わせの電話が鳴りっぱなしになったという。

16日の入場者は1406人(前年比140・6%)、17日は765人(同293・1%)、18日は511人(同182・5%)と平日でもかなり混雑している。例年、平日は近隣に住む客が多数を占めるが、県外客が急増しているという。

2月に大雪が降ったことも影響しており、同社が来場者に行ったアンケートでは、回答者の37%が「関越道が通行止めで、群馬や新潟などのスキー場に行けないため狭山スキー場に来た」と答えたという。

担当者は「大雪の影響もあるが、メダルを獲得したことが若年層のウインタースポーツに活気をもたらしている」と話している。
(読売新聞)