ジャコベリス選手がInstagram に投稿した画像大盛況のうちに幕を閉じたソチオリンピック。大会中の様子は、テレビなどから伝えられたが、面白いのは選手たちによる Twitter や Instagram(インスタグラム)などへの投稿だ。マスメディア用に作られたものではない、選手たちの「素」の表情や舞台裏の様子が分かるからだ。

先頃、その1つとして、フィギュア・エキシビジョン後に撮られた浅田真央選手らの変顔集合写真を紹介したが、見ていてほっこりする画像は、まだあるぞ。

例えば、ソチオリンピックで女子スノーボード選手が犬と一緒に写っている写真。一見どこにでもありそうなものに見えるが、実は心暖まる1枚なのである。
アメリカの女子スノーボーダー、リンゼイ・ジャコベリス選手は、スノーボードクロス界の第一人者。同時に彼女は、大の動物好きとしても知られている。

今回のソチオリンピックでは、彼女は残念ながらメダルを手に入れられなかったものの、代わりに新たな宝物をゲットしたもよう。というのも、彼女はソチで野良犬を保護し、一緒にアメリカに帰ることになったのだ。

ジャコベリス選手がInstagram に投稿した画像・ソチ周辺での野良犬事情

これは「ただ単にソチにいた犬を見つけてペットにした」というだけの話ではない。以前の記事でもお伝えしたのだが、ロシア・ソチならではの事情があるのだ。

実は、今回のオリンピックがはじまる前、ソチ市は野良犬の対策に困り2000匹を処分したと言われている。また、市の担当者が「野良犬はただのゴミ」と発言するなど、野良犬は非常に危うい立場に置かれていたのだ。

つまり、もし彼女が保護しなければ、その犬はどうなっていたのかわからない、殺されても不思議ではないというわけだ。

・世界中の人が賞賛

このような背景があるため、彼女が野良犬を連れて帰ることが知られると、世界中の人々から「写真を見て素晴らしい気分になったわ」「リンゼイ、あなたは素晴らしいよ」というような賞賛コメントが、Twitter などのネット上で多く寄せられることになった。

もちろん、彼女が野良犬を1匹譲り受けただけで、野良犬問題が解決するわけではないが、うれしそうな選手と犬の写真は見ていて安心するものがある。

なお、すでにジャコベリス選手とその犬は、無事にアメリカに到着しているとのことだ。

(ロケットニュース24)