彰台に上がる選手たち。左から2位=ローペ・トンテリ選手(21、フィンランド)、1位=マクセンス・パロット選手(19、カナダ)3位=スヴェン・ソーグレン選手(19、スウェーデン)、4位=ピートゥ・ピロイネン選手(25、フィンランド)スノーボードストレートジャンプの国際大会「TOYOTA BIG AIR (トヨタ・ビッグ・エア)」本選が2月23日、札幌ドーム(札幌市豊平区羊ヶ丘)で開かれ、カナダの新星、マクセンス・パロット選手(19)が優勝の栄冠を手にした。

今回で18回目を迎える同大会。長さ125メートル・地上36メートル・最大斜度45度のジャンプ台から飛び出して宙を舞い、多彩なトリック(技)を繰り出し得点を競い合う。毎年世界のトップライダーが一堂に集まり、空中の王者「キング・オブ・エア」の座を懸けて争う。今年は22日の予選と合わせ、2日間で過去最高の3万9059人を動員した。
ソチ五輪のスノーボード競技メダリストや入賞者、世界最高峰のスポーツ大会「エックス・ゲームズ」入賞者なども出場した今年の大会。出場選手は高難度のトリックを次々と繰り出し、戦いはし烈を極めた。

1位に輝いたパロット選手は完成度の高い「キャブ・ダブルコーク1440・メロングラブ」を披露。メーンスタンスとは逆の足を進行方向に向けてジャンプ台から飛び出し、横に4回転しつつ縦2回転し、回転しながら前側の手で両足の間の、スノーボードのかかと側のエッジ(側面)をつかむという高難度のトリック。着地まできれいに決まった瞬間、会場中から大歓声が上がった。2位=ローペ・トンテリ選手(21、フィンランド)、3位=スヴェン・ソーグレン選手(19、スウェーデン)、4位=ピートゥ・ピロイネン選手(25、フィンランド)。

パロット選手は「素晴らしい結果。初めての日本だったが、素晴らしいスタッフの方にも支えもあり楽しく過ごせた。観客も『クレイジー』でたくさん応援してくれたことにも感謝している」と優勝の喜びを語り、来年に向けての質問に対し「もし出場するならどんな技に挑戦するかは分からないが、きっと素晴らしいものを見せられる。期待してもらえれば」とも。

大会の模様は3月2日0時55分からテレビ朝日系列全国ネットで放送される。
(札幌経済新聞)