ソチ冬季五輪で日本勢初のメダルをもたらしたスノーボード男子ハーフパイプ(HP)銀メダルの平野歩夢選手(15)と銅メダルの平岡卓選手(18)。

快挙に国内が沸く中、川崎市高津区の室内ゲレンデ「スノーヴァ溝の口−R246」でも、若きアスリートに刺激を受けた子どもたちが思いを新たに練習に励んでいる。19日には女子パラレル大回転で竹内智香選手が銀メダルを獲得。「スノボ人気」に拍車が掛かりそうだ。
全日本スノーボード選手権HP部門で3連覇した支配人の堤勇さん(41)によると、両選手がメダルを獲得して以降、同ゲレンデには「子どもにスノーボードを習わせたい」といった問い合わせが50件近く寄せられているという。

12年前のソルトレークシティー冬季五輪で中井孝治選手が同種目で5位入賞したときも同様の問い合わせがあったが、「数十件も来るのは今回が初めて」と堤さん。「日本人が世界で通用したことは自分たちにとっても励みになる」と喜ぶ。

高さ2・5メートル、全長60メートルのHPコースを備える同ゲレンデには、小学1年生から60代までの約150人が通う。17日夜も、学校帰りの子どもたちが市内外から集まり汗を流した。

スノーボード歴4年の小学1年、浜口誕人君(7)はほぼ毎日同ゲレンデに足を運ぶ。テレビで平野選手らのプレーに見入った浜口君は「平野選手みたいにオリンピックに出てメダルを取るのが夢」と目を輝かせながら練習を繰り返していた。
(カナロコ by 神奈川新聞)