■次の五輪ではメダルを

ソチ五輪・スノーボード女子ハーフパイプで、日本人過去最高の5位入賞を果たした岡田良菜=大津市在住。母校の滋賀短大付属高校では12日夜、在校生や教職員、岡田の親族らが体育館会議室に集まり、大型スクリーンで予選を観戦し、熱い声援を送った。

その後、準決勝、決勝へとコマを進め、快挙を達成した岡田に喜びの声が上がった。地元の大津市役所には、入賞をたたえる懸垂幕が掲げられた。
予選はテレビ中継がなかったため、同校での応援は、インターネット中継をスクリーンに映し出して行われた。集まった人たちは「良菜先輩ファイト」「目指せ金メダル」などと思い思いのメッセージを書き込んだ紫色のスティックバルーンを手に、岡田の登場を待った。

予選2組目で岡田が画面に映ると、会場のボルテージは最高潮に。在校生のかけ声で「頑張れ、頑張れ、良菜」とリズムに合わせて連呼。岡田が高さのあるエアを決めるたびに、歓声が大きくなっていった。

岡田の準決勝進出が決まると、応援に来ていたおばの中尾要さん(44)は「前回の五輪は予選で転倒し、悔いの残る滑りだった思う。無事に終わり、ひとまずほっとしました」。

同校での応援は予選で終了。準決勝6位で決勝進出を決めた岡田は、決勝でメダル候補が相次いでミスをする中、2回目に会心の滑りを披露。自宅などでテレビ観戦をしていた地元の関係者らを歓喜に包んだ。

高校時代の同級生、中平朋美さん(23)は「次の五輪ではメダルを取ってほしい。良菜ならきっとやってくれる」とさらなる飛躍に期待していた。

大津市役所では、5位入賞を受け本館正面玄関前に「祝 入賞 岡田良菜選手」と書かれた懸垂幕を掲げた。市市民スポーツ課では「ぜひ入賞の報告に市役所へ来ていただきたい。懸垂幕はそれまで掲げておきたい」と話している。

越直美市長は「世界の強豪に臆することのない大舞台での活躍は、市民に勇気と希望を与えてもらった。本当におめでとうございます」と健闘をたたえた。
(産経新聞)