「スキー場オープンの見通しは立たないが、会場を訪れて応援してほしい」と呼び掛ける事務局雪不足で町忠類白銀台スキー場がオープンできない状況の中、16日に迫った「第31回忠類ナウマン全道そり大会」について、実行委員会は同スキー場のオープンの可否にかかわらず、実施する方針を固めた。

事務局では「長年続いているイベント。雪をかき集めてでも実施したい」と意気込んでおり、多くの来場を呼び掛けている。

同大会は自作の段ボールそりで雪面を滑走するもので、旧忠類村時代から開催している恒例行事。出場者だけではなく、同会場に居合わせたスキーヤーも多く観覧するなど、町内外の関心も高い。
今年度は既に出走チームの申し込みを締め切ったが、17チームにとどまった。昨年度は30回記念大会を迎え、48台が出走。ここ最近でも30〜40台で推移していただけに、事務局では「スキー場がオープンできない中、そり大会も中止になるのではという出場控えがあったのでは」と見る。

スキー場は雪不足が続き、今季のオープン自体が危ぶまれている状況。「今年は大会をするのか」といった問い合わせが町役場忠類支所などにも寄せられており、事務局は永田信実行委員長を含めて5日に協議し、大会開催を改めて確認。近く実行委員会でも意思統一を図る。

雪が足りない場合は、スキー場内の雪を集めてコースを造成する予定。事務局の町商工会忠類支部の山崎和夫経営指導員は「長年やってきたが、雪不足で開催が危ぶまれるのは初めて。会場には豚汁など温かい食べ物も用意するので、応援に来てほしい」としている。

町役場(本町)や札内支所発の会場までの連絡バスも運行(申し込みは13日、問い合わせは町商工観光課0155・54・6606)する。大会の問い合わせは同支部(01558・8・2141)へ。
(十勝毎日新聞)