米バーモント州のスキー場では、ほとんどのスキーヤーがヘルメットをかぶっていた=2012年12月、ロータスインターナショナル提供自動車のF1シリーズの元総合王者、ミヒャエル・シューマッハーさん(45)が昨年末にスキー中に転倒、頭部を打って入院してから1カ月が過ぎた。シューマッハーさんは欧州のスキー場では必携に近いヘルメットを着用していたが、もし着用していなかったら――。日本では、ヘルメットは普及していないのが現状だ。

「ヘルメットをかぶった方がいいですよ」。シューマッハーさんの事故直後、ドイツ南部でスキーを滑った際、レンタルショップの店員から勧められた。スキーの時にヘルメットをかぶったのは初めて。
欧州ではスキーやスノーボード(スノボ)を楽しむときはヘルメットをかぶる人が多い。欧米での着用率は8割とも言われている。

日本でも安全確保のためヘルメットの着用は訴えられている。が、ヘルメットの輸入販売を手がける会社が今月、福島県の猪苗代湖近くのスキー場で300人を対象に調査したところ、着用者は15人に満たなかったという。
(朝日新聞)