圧雪車による整備が始まったが積雪は少なく、部分的に草がのぞく忠類白銀台スキー場のゲレンデ=27日近年にない少雪で、南十勝唯一のスキー場の町営忠類白銀台スキー場が28日現在、オープンのめどがたっていない。ゲレンデの積雪は10センチ未満で、一部に草がのぞく。スキー授業の延期や中止なども出ているが、滑走可能な状態となるには、もうしばらく時間がかかりそうだ。

スキー場は同町忠類市街地に近く、リフト1基、初・中級用コース、上級コース、そりコースなどを備える。例年、12月下旬から3月上旬まで営業し、約14万人が利用する。ここ数年で最もオープンが遅かったのは2006年の1月28日で、今季はこれを更新した。
27日には初めて圧雪車でゲレンデ整備を行ったが、「圧雪すると積雪は10センチ未満。所々、ブッシュが出てしまいます」と、同スキー場の宮町顕司チーフ。28日からは近隣の排雪を運び込み、リフト乗り場周辺などを整地し、一日も早い開業を目指している。

影響も出始めている。2月1、2日の競技会「白銀台GS大会」は中止が決定。地元や浦幌、日高管内浦河町など約30の小中高校がスキー授業を予定しているが、中止や順延になっている。

スキー場に最も近い大樹のアメダスでは、27日の積雪は34センチで、平年値63センチの半分程度。帯広測候所によると、少雪の原因となっている強い冬型の気圧配置は2月末まで続き、太平洋側は晴れる日が多い見込みという。同スキー場は「根雪自体が少ないので、さらにまとまった降雪がないとオープンは難しい」としている。
(北海道新聞)