スキー事故を想定した救助訓練で、負傷者役を防災ヘリに引き上げる参加者たち(高島市・朽木スキー場)滋賀県スキー連盟は25日、スキー客の事故を想定した救助訓練を高島市朽木宮前坊の朽木スキー場で行った。県の防災ヘリコプターも出動し、負傷者役の連盟員を現場から引き上げて搬送した。

訓練は同連盟のパトロール隊員を対象に実施。昨年からは県防災航空隊、同市消防本部と合同で取り組んでいる。この日は合わせて約30人が参加した。
スキー客2人が衝突し1人が足首を骨折、1人は首をねんざしたとの想定で訓練を行った。パトロール隊員たちは先に消防本部の救急隊員から教わった応急手当を施した後、現場に到着した救急隊員と協力して負傷者役を担架に移し、体を毛布でくるんでベルトで固定した。

間もなく防災ヘリが飛来すると、スキーで担架を引きながらゲレンデ脇の引き上げ予定地点まで滑り降りた。その後、ヘリから降下した航空隊員と救急隊員が連携し、2人をヘリに収容した。本番さながらの緊迫した雰囲気が漂う中、隊員たちは機敏な動きを見せ、スキー客も滑るのを一時止めて訓練を見守っていた。
(京都新聞)