ショーン・ホワイトスノーボード男子ハーフパイプ(HP)のショーン・ホワイト(米国)は、独創的な空中技を武器にソチ冬季五輪で3連覇を狙う。

27歳のスーパースターは新たに五輪種目になるスロープスタイルでも出場を目指しており「両方で金メダルを取りたい」と鼻息が荒い。

HPの実力は飛び抜けている。ワールドカップ(W杯)は過去5戦(うち優勝4度)だけだが、世界最高峰の賞金大会、冬季Xゲームのスーパーパイプでは昨年、6連覇を果たした。前回バンクーバー五輪では「ダブルマックツイスト1260(3回転半)」を決めてファンを熱狂させた。
ソチに向け、昨年12月末に動画投稿サイトに公開した新技は、その上をいく「ダブルコーク1440(4回転)」だった。ライバルに手の内を見せた格好になるが、AP通信の取材に「見たからといって簡単にまねできるものではない」と言ってのけた。

斜面を直線的に降りながら途中にあるレールなどの障害物の上を滑って技術やジャンプの難度を競うスロープスタイルでも、冬季Xゲームで5度の優勝を誇る。ジャンプの実力は断トツで、昨秋は課題と自覚するレールの上の滑りを集中的に練習したという。「練習を重ねて自信はついているが、道の途中だ。いい選手がたくさんいるからしっかり戦略を立てたい」と気を引き締めた。
(東京新聞)