全日本スキー連盟(SAJ)は14日、ソチ五輪の追加代表に男女スノーボード4種目の5人、ノルディックスキー複合5人を発表し、スノーボード・ハーフパイプ男子で、15歳のスーパー中学生、平野歩夢(バートン)が初代表入りを決めた。

SAJによれば、ソチ五輪開会式の2月7日で15歳70日となる平野は、冬季五輪の雪上競技では史上最年少代表。10年バンクーバー五輪でスピードスケート史上最年少代表だった高木美帆(現日体大)の15歳266日を更新した。
平野は、昨年8月のW杯開幕戦でも全種目を通じて、史上最年少のW杯覇者となっており、またも年少記録を塗り替えた。平野は、SAJを通じて「オリンピックに出ることはスノーボードを始めた頃からの夢だったので出場が決まりすごくうれしく思います」とコメントした。

3歳上の兄の背中を追うように、4歳からボードに乗り始めた。軸をずらしながら3回転する高難度の「ダブルコーク」も「中1で練習を始めて、そんなに掛からないでできるようになった」。抜群の高さと非凡な空中感覚が武器だ。

昨年1月には世界最高峰のプロ大会「冬季Xゲーム」で、五輪2連覇中のショーン・ホワイト(米国)に次ぎ2位に入り、史上最年少メダリストに輝いた。今季は同8月のワールドカップ開幕戦で優勝しており、五輪の表彰台決して手の届かない場所ではない。

「注目度は五輪が一番高い。みんな五輪で勝った方が喜んでくれると思う」。ソチの空高く160センチの身を躍らせる日を楽しみにしている。

◆日本の冬季五輪の年少代表 最年少は1936年ガルミッシュパルテンキルヘン大会フィギュアスケートの稲田悦子さん(故人)の12歳。次いで88年カルガリー大会の同種目・八木沼純子の14歳10か月。夏季では80年モスクワ大会で小学6年生、11歳の長崎宏子が競泳・平泳ぎの代表になったが、日本は大会への選手派遣を中止に。92年バルセロナ五輪平泳ぎ金メダルの岩崎恭子の14歳0か月が最年少。

(スポーツ報知/産経新聞)