ソチ五輪出場を目指す平野歩夢2014年ソチ五輪出場を目指すスノーボードのハーフパイプ(HP)チームが26日、合宿中の都内で取材に応じた。8月のW杯開幕戦で最年少優勝(14歳8カ月)を飾り、メダル獲得の期待がかかる平野歩夢(14)=バートン=は、初の夢舞台へ意欲十分。

今合宿中に柔道の北京五輪金メダリスト石井慧も担当した柘植陽一郎メンタルコーチの指導を受ける予定で、さらなる進化を目指す。

あどけなさの残る表情の中にも、ところどころにエースとしての自覚がにじんでいた。今年1月のスノーボード競技の最高峰Xゲームで史上最年少メダリストとなる準優勝。今年9月のW杯開幕戦では初出場で最年少優勝の偉業を成し遂げた。

一躍ソチのメダル候補となった天才少年は「去年からナショナルチームに入って、代表として頑張らないとという気持ちは大きい」と力を込めた。

次戦のW杯に向けた高地順化トレーニングを行っている今合宿中には、HPチームのメンタルコーチを務める柘植コーチの本格的な指導を受ける。柔道の北京五輪金メダリストの石井慧らを指導した柘植コーチは「今晩、初めてねっこりやる。しっかりと自分を持っている子。今のいい状況を、より加速できるように持っていけたら」と、さらなる進化へ導くつもりだ。

「(五輪は)色んな人が見てくれる。ボードを応援してくれるようになれば」。日本スノーボード界初メダルへ、上昇一途の天才が歴史をつくる。
(デイリースポーツ)