鶴岡市の湯殿山スキー場を運営する第三セクター「湯殿山観光開発公社」(佐藤芳弥社長)が債務を清算するため、市と債権者のJA庄内たがわに対して調停を申し立てる方針であることが17日分かった。

22日の臨時株主総会で株主らに説明する。株主らの承認が得られれば、来夏までに公社を解散し、スキー場の運営と管理を市に委ねる。

同公社は2008年度から、4月に運転資金3千万円を市から借り、利子を含めて3月末に返す「自転車操業」を続けてきた。しかし利用客の減少などから、いまのままでは存続が不可能と判断した。
調停では、不動産などを筆頭株主の市に売却して市から借りた2013年度の運転資金3千万円を相殺するほか、市がJA庄内たがわと締結している損失補償契約に基づいてJA庄内たがわからの借入金約1億1396万円を弁済してもらう考え。

同スキー場の今シーズンの営業は予定通り12月7日から行う。
(山形新聞)