JRグループ旅客6社は10月18日、冬季(12月1日〜2014年2月28日)に運行する臨時列車の概要を発表した。

JR東日本は新幹線で1901本、在来線で1960本、合わせて3861本の臨時列車を増発。定期列車をあわせた総本数は前年同期並みとなる。新幹線では東北・秋田新幹線でE6系『スーパーこまち』とE5系『はやぶさ』を増発。

上越新幹線ではGALA湯沢スキー場の営業開始(12月21日)にあわせ、東京〜ガーラ湯沢間を直通する『たにがわ』『Maxたにがわ』を運転する。年末年始も各方面への臨時列車を多数増発する。
在来線では、秋田デスティネーションキャンペーン(秋田DC)に伴い、キハ48形「クルージングトレイン」2両編成を使用した快速『飛良泉号』(大館〜象潟間)などが秋田地区で引き続き運行される。秋田以外の東北地区でも、485系「ジパング」4両編成で盛岡〜一ノ関間を結ぶ快速『ジパング平泉号』、キハ100系「POKEMON with YOU トレイン」2両編成で一ノ関〜気仙沼間を結ぶ快速『ポケモントレイン気仙沼号』などが運行される。

関東甲信越地区では、189系6両編成の快速『ホリデー快速富士山号』(小山・新宿〜河口湖間)が運行されるほか、快速『ホリデー快速鎌倉』(南越谷〜鎌倉間)と『シーハイル上越』(大宮〜石打間)が185系6両編成で、快速『舞浜・東京ベイエリア号』(東京〜日立間)がE653系7両編成で、快速『水戸梅まつり号』(大宮〜勝田間)がE653系4両編成で、それぞれ運行される。2014年2月15日には485系6両編成の快速『ほくほく十日町雪まつり号』が大宮〜十日町間(北越急行ほくほく線経由)で運行される。

SL列車は新潟〜会津若松間の『SLクリスマストレイン』や高崎〜水上間の『SLググっとぐんまファイナルみなかみ』、高崎〜横川間の『SL・DL富岡製糸場応援号』『SL・DL安中ろうばい号』などを運行。12月1日にはD51形蒸気機関車(D51 498)の復活25周年を記念した『D51復活25周年号』が、D51形と旧型客車4両で高崎〜水上間を1往復する。お座敷列車は485系「華」6両編成の快速『お座敷いちご狩り号』(川崎〜甲府間)、485系「ゆう」6両編成の急行『ぶらりお座敷鎌倉号』(いわき〜鎌倉間)などが運行される。

夜行列車は、新宿〜新潟間の快速『ムーンライトえちご』が485系6両編成で運行される。運行日は12月20〜23・27〜31日、2014年1月1〜5日(発駅基準)で、運行時刻は新宿23時10分発〜新潟4時51分着、新潟23時38分発〜新宿5時10分着。

また、日光線では2014年2月22・23日、キハ48形のトロッコ風気動車「びゅうコースター風っこ」が初めて運行され、石炭ストーブを使用したストーブ列車・快速『風っこストーブ日光号』として宇都宮〜日光間を2往復する。運行時刻は1号:宇都宮10時10分発〜日光11時7分着、2号:日光11時20分発〜宇都宮12時10分着、3号:宇都宮13時46分発〜日光14時36分着、4号:日光14時46分発〜宇都宮15時50分着。

JR東海は、定期列車と臨時列車を合わせた東海道新幹線の運転本数を、前年比1%増の3万273本とし、このうち山陽新幹線に直通する『のぞみ』は4%増の1万215本とする。1日あたりの運行本数は336本となる。この期間中、N700系1000番台(N700A)が3編成追加投入され、計13編成となる。

在来線では、特急『ワイドビューしなの』『ワイドビューひだ』『ワイドビュー南紀』を増発するほか、キハ85系を使用した伊勢神宮向けの急行『いせ』を引き続き運行。12月1・7・8・14・15・21〜23日と2014年1月1〜3・6〜31日、2月1・2・8・9・11・15・16・22・23日に運行する。あわせて快速『みえ』も年末年始や土曜・休日に名古屋発伊勢市行き1本を増発する。

東京〜大垣間を結ぶ夜行快速『ムーンライトながら』は、東京発が12月20日〜2014年1月4日、大垣発が12月21日〜2014年1月5日に運行される。時刻は東京23時10分発〜大垣5時51分着、大垣22時49分発〜東京5時5分着。

JR西日本は、新幹線で1064本、在来線で453本の臨時列車を運行。新幹線では年末年始期間や三連休を中心に『のぞみ』870本、『みずほ』94本、『さくら』41本、『ひかり』59本を、それぞれ増発する。

在来線特急も、北陸方面の『サンダーバード』『ビジネスサンダーバード』『しらさぎ』『はくたか』、但馬・山陰方面の『はまかぜ』『こうのとり』『きのさき』、関西国際空港アクセス特急『はるか』、紀州方面の『くろしお』を増発する。

山陰本線では、鳥取〜豊岡間を直通し、眺望が良好な場所では速度を落とす快速『山陰海岸時尾ライナー』を126系気動車2両編成で運行。新下関〜下関〜仙崎間を結ぶ『みすゞ潮彩』なども運行される。7月28日の水害でSL列車『SLやまぐち』の本年度の運転を取りやめた山口線では、既に運転を再開している新山口〜地福間のみ『SLクリスマス号』『SL津和野稲成号』を片道運行する。

相次ぐトラブルで減便が続くJR北海道は、ニセコ方面への臨時列車の設定を取りやめたことから、昨年に比べ95本少ない582本の臨時列車を運行する。

函館で開催される「2013はこだてクリスマスファンタジー」にあわせ、12月の週末を中心に『SLはこだてクリスマスファンタジー号』を函館本線函館〜大沼公園間で運行。また、釧網本線では知床斜里〜網走間で『流氷ノロッコ号』、釧路〜標茶・川湯温泉間で『SL冬の湿原号』をそれぞれ運行する。

特急列車は、7月に車両をリニューアルした札幌〜旭川間の『旭山動物園号』を週末や冬休み期間、雪祭り期間などに運転。札幌〜室蘭間の『すずらん』と新青森〜函館間の『白鳥』も、年末年始や三連休を中心に増発する。

JR四国は、特急『やくおうじ』をはじめ金刀比羅宮や日和佐・薬王寺の初詣列車を運転。トロッコ列車は阿波池田〜大歩危間の『大歩危トロッコ号』(12月1・7・8日)と窪川〜宇和島間の『しまんトロッコ号』(2014年2月15・16・22・23日)を運行する。また、土曜・休日を中心に、定期列車の特急『うずしお7号』『剣山5〜8号』に「ゆうゆうアンパンマンカー」を増結する。

JR九州は年末年始期間(12月27日〜2014年1月5日)に、九州新幹線『みずほ』を毎日1往復増発するほか、『さくら』も73本増発。在来線でも特急『かもめ』『ハウステンボス』『みどり』『ソニック』『にちりん』を351本増発するとともに、259本で増結を実施する。このほか、冬休み期間を中心に特急『A列車で行こう』や『あそぼーい!』など観光客向けの臨時列車も運行する。

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