北朝鮮東部の江原道にある馬息嶺スキー場の建設現場(共同)韓国外務省の趙太庸・朝鮮半島平和交渉本部長は15日、北朝鮮が金正恩第1書記の肝いりで東部江原道で進める馬息嶺スキー場の造成が、北朝鮮の核開発をめぐる国際的な経済制裁で順調に進んでいないと指摘し、北朝鮮の掲げる核開発と経済建設の「並進路線」は不可能だとして核放棄を求めた。

趙氏は核問題を扱う6カ国協議の韓国首席代表。シンクタンク「亜太政策研究院」の会合で講演した。
馬息嶺は年内完成を目指し工事が進んでいるが、国連安全保障理事会決議による経済制裁で外国からスキーリフトが輸入できずにいる。

趙氏は「金第1書記はスキー場づくりがなぜ難しいのか理解できないだろうが、これを教訓に核を持っていれば経済発展はできないと気付いてほしい」と述べた。北朝鮮の反発も予想される。
(共同通信)