「昨年W杯で勝てたことで、精神的にも余裕を持って練習を重ねてこられた」と自信を見せる竹内スノーボードアルペン女子のパラレル大回転で昨年末、男女を通じて初のワールドカップ(W杯)優勝を果たした竹内智香(広島ガス)が、今季の意気込みを語った。最大の目標は来年2月のソチ(ロシア)五輪出場と上位進出。「五輪の前に5試合あるW杯で、できるだけ勝って弾みをつけたい」と青写真を描く。

昨季はW杯参戦13シーズン目で悲願の初優勝。シーズンを通しても種目別順位は3位だった。安定した成績を残せた背景に「体力面の強化があった」と実感する。

今年も春から夏にかけて昨年と同様、国立スポーツ科学センター(東京都北区)を拠点に心肺機能や体幹、下半身を強化。「一昨年が0、昨年が50とすると今年は100ぐらい」と、パワーアップに手応えを感じる。
今後は米コロラド州での雪上トレーニングを経て、12月中旬から欧州で始まるW杯を転戦する。「結果を出して『竹内は手ごわい』というイメージを植え付ける」と前哨戦に意欲をみせる。

五輪の代表発表は来年1月中旬の予定だが、実績から4度目の選出は有力だ。最高成績は2006年トリノの9位。30歳で迎える大舞台に「今までで一番、心技体がそろった状態。万全の準備をしてソチの空に日の丸を掲げたい」と意気込んだ。

「ひろしま観光大使」を務める竹内は11日、広島県庁に湯崎英彦知事を訪ね「結果を出すことで広島を世界にPRしたい」と今季の活躍を誓っていた。
(中国新聞)