牛岳温泉スキー場のゲレンデに浮かび上がる7月下旬から富山市山田地域の牛岳温泉スキー場で毎日行われているライトアップイベント「夜空に架かる七色の光『虹のかけはし』」が、家族連れやカップルらの人気を集めている。

100台以上の乗用車が来場した日もあり、中山間地域のにぎわい創出に一役買っている。

グリーンシーズンのスキー場の新たな観光資源にしようと、山田ライトアップ実行委員会(会長・赤星光信山田観光協会長)と同市が初めて企画した。ペットボトルを再利用して手作りした発光ダイオード(LED)照明約2万8千個を、山頂部分から幅約50メートル、全長約300メートルにわたって設置した。
照明は太陽光発電装置と蓄電池を備えており、暗くなると自動的に点灯。虹をイメージした七色の光が幻想的に浮かび上がり、約3時間後に消灯する。ゲレンデ下部には、約2千個の緑色の照明を設置し、「牛岳」の文字を浮かび上がらせている。山頂部分からは、イルミネーションの輝きと市街地の夜景を合わせて楽しめる。

市は毎週金曜〜日曜のライトアップ時間に来場した乗用車の台数を調べている。2〜4日は計150台、9〜11日は計220台で、このうち3日は102台も訪れる盛況ぶりだった。

ライトアップは9月6日まで。市観光振興課は「新規事業なので完成イメージがわかず心配だったが、予想以上に壮大で素晴らしいものになり、山田地域の新たな魅力創出と都市部との交流人口の拡大につながっている。期間内に多くの人に楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
(北日本新聞社)