民事再生法の適用を申請したスキー場運営の戸狩観光(飯山市)に、県内にスキー場を8カ所運営するマックアース(兵庫県養父市)が再生支援を申し入れた。

一方、戸狩観光は「複数社が支援に関心を示しており、マックアースはその中の候補の一つ」としており、今後は曲折も予想される。

マックアースは、自社の飯山市周辺のスキー場と戸狩観光の戸狩温泉スキー場を一体で集客し、相乗効果を見込む。一ノ本達己社長は「昨年に運営会社を買収した斑尾高原スキー場などと集客で連携できる。地域と密着しているスキー場なのでなくすことはできない」と話す。
戸狩観光は7日、民事再生法の適用を長野地方裁判所に申請した。負債総額は約3億5000万円。

同社は経営悪化から2007年に解散した戸狩観光開発から事業を引き継ぎ、地域住民や企業が出資する新たな運営会社として設立。東日本大震災以降は客足が伸び悩んでいた。

今冬も営業を続ける予定で「できる限り速やかにスポンサーを決めたい」としている。従業員19人の雇用も維持したい考えだ。
(日本経済新聞)