ゲレンデの遊歩道沿いに植わるヤナギラン野沢温泉村の野沢温泉スキー場を運営する会社「野沢温泉」は10日から、ゴンドラ山頂のやまびこ駅近くの雪室で貯蔵したリンゴを振る舞ったり、酒を販売したりする「スノーバー」を初めて開く。

同駅近くやゲレンデ内の遊歩道沿いのヤナギランは5分咲で、期間中に見頃を迎えそうだといい、「高原の涼しさを楽しんで」と多くの来場を呼び掛けている。

同社によると、同駅は標高約1400メートルにあり、村中心部との気温差は約10度。小屋の地下室を改装した雪室内は7度ほどという。
催しでは通路やいすを設けた雪室内で、飲食を楽しんでもらう。当日振る舞う予定のリンゴは駅内の食堂で提供するピザの具材とするため、昨季初めて雪中保存した。雪の中に置いたことで甘みが増したという。

雪室は夏場の誘客策の一環で昨年秋に新設。これまでは露地に集めた雪にシートをかぶせて保管していたが、より雪を長持ちさせようと造った。「日も風も当たらない」ため、8月になっても多くの雪が残っている。一方、ヤナギランは同駅近くに約12万本が植わっており、赤紫色の小さい花をいくつも付けている。

スノーバーは18日までの午前10時〜午後3時。ゴンドラの料金は往復で大人1千円、中学生以下500円。
(信濃毎日新聞)