プリンスホテルが中国の不動産開発大手から吉林省でスキー場の運営を受託。調印式で握手する西武ホールディングスの後藤高志社長(左)と万科企業股●(=にんべんに分)有限公司の丁長峰・集団執行副総裁=24日、東京都港区のグランド(写真:産経新聞)西武ホールディングス(HD)は、グループ会社のプリンスホテルが24日、中国の不動産開発大手の万科企業股●(=にんべんに分)(本社=深セン市)から、中国・吉林省におけるリゾート施設の運営を受託したと発表した。来年12月の開業を目指している。

「吉林省松花湖スキーリゾートプロジェクト(仮称)」は、商業施設や別荘を擁する広大な敷地内に、ショッピングタウンや別荘などリゾート施設を展開する、総額400億元(約6500億円)規模のプロジェクト。プリンスホテルはこのうち、スキー場とホテルの運営を担当する。

建設予定地は吉林市内から約15キロメートルの距離にあり、パウダースノーの上質な雪質が確保できるという。主に中国の富裕層をターゲットに、日本や韓国、ロシアからの集客も狙い、開業当初の集客は1シーズンで6〜8万人を想定している。

24日に都内で行われた調印式で、万科企業の丁長峰・集団執行副総裁は「日中経済における模範的なプロジェクトになってほしい」とし、西武HDの後藤高志社長は「日中友好の架け橋にしたい」とそれぞれ期待感を示した。プリンスホテルは、今回の計画を機に中国からの訪日客も増やしたい構えで、「時間はかかるかも知れないが、すでに最悪期は脱している」(担当者)とみている。
(産経新聞)