aono2014年ソチ冬季五輪出場を目指すスノーボード・ハーフパイプの青野令(23)=日体大、松山市出身=が17日までに都内でインタビューに応じた。

今春、愛媛から東京に拠点を移し、新たな環境でトレーニングを続けている。出場を決めれば2大会連続となる五輪へ「必ず代表になって、表彰台に立ちたい」と強調。

8月のシーズン開幕を前に意気込みなどを聞いた。(聞き手・多田良介)

―昨シーズンを振り返って。
8月のワールドカップ(W杯)開幕戦で優勝したが、10月にトレーニング中に転倒して左鎖骨を骨折した。その後もけがの連続。練習不足のまま大会に出場し、思うような滑りができず結果も出なかった。もやもやした気持ちで、今までになく悔しいシーズンだった。だから今はけがをしにくい体をつくろうと思い、ジムに通っている。

―愛媛から東京に拠点を移した理由は。
セカンドキャリア(引退後の人生)を考え判断した。ずっとスノーボードをしてきて、スノーボードの良さや自分の経験をみんなに伝えたい思いがある。日体大なら体育の教員免許も取れる。
 今はスキー部の寮に入り、10人部屋で生活している。みんな年下だが、頑張っているので自分も負けられないと刺激を受けている。

―まもなく五輪に向けたシーズンが始まる。
今はけがも完治し、海外でのトレーニングも順調だ。8月中旬のニュージーランドでのW杯でシーズンが始まるが、W杯で2勝ぐらいできれば五輪の代表に決まると思う。まずは代表になるために頑張りたい。

―10代の若手有力選手も出てきたが。
自分が活躍しだしたのも14〜15歳だった。そのころは怖いもの知らずで、やってやろうという自信しかない。勢いの違いを感じる。世代交代の流れだと思うが、とりあえずソチまでは交代したくない。危機感を持って練習に取り組む。

―ソチへの意気込みは。
自分の持ち味は高さとフラットスピン。やっぱり高く跳んで会場を沸かせたい。それで勝てるのが一番いい。今の持ち技が全部できれば勝てると思っている。とにかく五輪が終わるまでは死ぬ気で頑張る。五輪が全てというわけではないが、こういう大きな舞台に出られるチャンスはめったにない。それでメダルを持ってみたい。

(愛媛新聞)