韓国の聯合ニュースは十六日、最近訪朝した韓国の対北朝鮮支援団体幹部の話として、北朝鮮が力を入れている日本海側の「馬息嶺スキー場」で、大雨の影響による土砂崩れが起き、平壌から支援のための人員が送られたと伝えた。

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第一書記は六月に、全軍と全住民にあてた「呼びかけ文」を送り、スキー場の年内完成を指示している。
その後、早期完成を目指す様子を「馬息嶺速度」と表現し、新たなキャッチフレーズとしてたびたび公式メディアに登場。資材もスキー場建設に優先的に送るよう指示していた。土砂崩れで完成が遅れれば、指導部の威信に陰りが出る可能性がある。

北朝鮮は七月上旬に梅雨入り後、各地で大雨が続いている。十二日の朝鮮中央通信によると、馬息嶺地域は、降り始めからの雨量が四三九ミリに達した。
(東京新聞)