夏スキー中の負傷や山岳遭難が起きやすい季節を迎え、西川町の月山スキー場で11日、スキーヤーの事故を想定した救出救助合同訓練が行われ、県消防防災ヘリ「もがみ」によるけが人の救出手順を確認した。

緊急時のスムーズな対応を目指し、同スキー場のスキーパトロール隊、県消防防災航空隊などが毎年行っている。昨年から西村山広域行政事務組合消防本部の救急隊が参加。今年は同救助隊も加わった。
訓練は、滑走中の60代男性が木に衝突し、急斜面で動けなくなった−との想定。パトロール隊と同消防の10人が担架に男性を固定し、ロープを使って慎重に斜面の上まで引き上げた。ヘリの到着後、周囲が開けた場所まで男性を搬送。航空隊がヘリで救出した。

続いて、月山周辺に土地勘のあるパトロール隊員がヘリに同乗し、スキー場周辺を巡回。人が迷い込みやすい場所などを航空隊員に伝え、夏山の安全を守るための備えを万全にした。
(山形新聞)