北朝鮮に「世界クラス」のスキーリゾートを建設する計画が進んでいる。朝鮮中央通信(KCNA)はこのほど、東部・江原道の現場を視察する金正恩(キムジョンウン)第1書記の姿を伝えた。

標高768メートルの馬息嶺に、ホテルを併設したスキー場が開設される見通し。一帯は11月上旬から3月上旬にかけて雪に覆われる。上級から初級まで、幅40〜120メートル、延べ11万メートルのコースを設けるという。

現場には平壌と元山をつなぐ観光道路が通じている。
北朝鮮への旅を専門に扱う北京の高麗旅行社によると、スキーリゾート建設の計画は2〜3年前から浮上していたが、工事は最近始まった。基本プランの情報は先週入ったばかりだという。オープンの時期は発表されていない。

一方、韓国のある脱北者は匿名で韓国メディアに「住民や兵士の食糧が不足する中でスキー場建設に大金をつぎ込むのは、金第1書記のイメージアップを狙った動きだ」と話した。

北朝鮮に現在あるスキー施設は軍専用だと指摘し、「今回もそうなる可能性が高い」との見方を示した。
(CNN)