丁寧に苗を植え込む参加者=南砺市利賀村栃原のオムサンタの森スキー場跡地南砺市の豊かな緑を未来に伝える「南砺の山々を守る植樹祭」は29日、同市利賀村栃原のオムサンタの森スキー場跡地で開かれた。

市内外の子どもからお年寄りまで約350人がコナラやクリ、サクラの苗木1480本を植え、平野部や海に恵みをもたらす森に育つことを願った。北日本新聞社共催。

市内の造園業者らでつくるNPO法人「南砺の山々を守る実行委員会」(桃野忠義会長)が企画。カシノナガキクイムシ(カシナガ)による森林立ち枯れ被害が広がったのをきっかけに、2005年から始まり、9回目となる。これまで福光、井波、井口などの里山に、保水力が高い広葉樹の苗木を植え、計1万本を超える。

今回は市内の花と緑の少年団やガールスカウトメンバー、市議らが参加。開会式で桃野会長が「山々が緑で覆われた自然豊かな地域にしたい」とあいさつ。

島北日本新聞社常務経営企画室長、橘慶一郎衆院議員、柴田巧参院議員、田中市長が「今回の体験を通し、命の営みを学んでほしい」などと祝辞を述べた。山辺美嗣、武田慎一両県議、内藤邦彦県森林組合連合会長らも出席した。

参加者はシャベルやスコップで地面を掘り、苗木を置いて丁寧に土をかぶせた。福光花と緑の少年団の東美月さん(福光南部小5年)は「大きく育って立派な森になってほしい」と話していた。
(北日本新聞社)