来場者が大幅に増加したスノークルーズオーンズ。道内トップを切ってオープンして以来、多くのファンを集めた=昨年11月小樽市内3カ所のスキー場が今シーズンの利用実績をまとめた。運営会社が変わったスノークルーズオーンズ(春香町)は、19歳の無料キャンペーンなどが功を奏して大幅増。一方、朝里川温泉スキー場と小樽天狗山スキー場は滑り出し好調だったが、年明け以降は荒れ模様の週末が多く、前年とほぼ同じ利用者数にとどまった。

オーンズは、いったん昨季限りでの廃業が決まったが、国内各地でスキー場を運営するマックアース(兵庫県)が経営譲渡を受けて、新体制でシーズンを迎えた。

来場者数は前年比約9割増の9万2210人。このうち19歳は8779人と約1割を占め、割引価格で発売したシーズン券の保有者数は同4倍の2005人だった。雪に恵まれた上に、初心者コースの増設や無料バスの増便などが好調の要因とみられる。

吉野晴彦社長は「オーンズのファンの皆さんの熱い支援の下、無事にシーズンを乗り切れた。来シーズンもぜひ利用してほしい」と述べる。

朝里川温泉スキー場では、リフトの輸送人員は延べ94万9550人で前年比1%増と、ほぼ横ばいだった。昨季より10日早い12月1日にオープンし、出足は順調だったものの、「週末に連続して暴風雪に見舞われ、後半は苦戦した」(同スキー場)。

天狗山スキー場はロープウエーとリフトを合わせた輸送人員が延べ48万4966人と、こちらも同1%増だった。12月は雪に恵まれたが、「年明け以降、低温や大雪で市民が行楽を控えたのではないか」(同スキー場)とみている。
(北海道新聞)