札樽道手稲インターから北北西向きに撮影された雪堆積場新年度を迎えプラスの気温となる日も多くなり始めた札幌では現在も、「雪堆積場」に昨年の冬から積み重ねた大量の雪が山のように積もっている。

昨年11月から今年3月にかけて札幌市内で最大758センチメートルの雪が降り、降雪の影響でJRは1000本以上が運休。道路渋滞も生み、除雪費用は212億500万円に上った。

市内74カ所に設けられた雪堆積場には合わせて2520万立方メートルの雪が積み上げられ、市内の一部の場所からは、街中に巨大な山があるように見える。
堆積された雪の山を見掛けた市内在住の会社員の男性は「スノーボードの帰り、たまたま高速道路(札樽道手稲インター)から5号線へ向けて坂を下ったときに氷山のような山が見えた。最初は『あんなところに山なんてあったっけ?』と思ったが、よく見ると堆積場だと気付いた。

街の真ん中にあれほど大きな山があり、今年はあらためて雪が多かったと感じた。ずっと札幌に住んでいるが、あの景色には圧倒された」と驚きを見せる。

雪の山は例年、4月から5月末までにはなくなるが、今年最大・251万立方メートルの雪を積み上げた「新琴似8横」(北区)は、「6月以降も雪が残る可能性もある」(札幌市建設局土木部雪対策室・事業担当者)としている。
(札幌経済新聞)